シムホワイト377の美白効果と注意点
常緑針葉樹であるヨーロッパアカマツに含まれるピノシンピンをもとに合成した成分です。
別名をフェニルエチルレゾルシノールといいます。
ハイドロキノンより刺激も少なく、トコフェロール(ビタミンE)と同等の抗酸化力があることから、非常にバランスの取れたアンチエイジング美白成分と言われています。
美白効果はハイドロキンの2100倍、アルブチンのおよそ7000倍とも言われます。
美白成分には、それぞれの特徴を生かしたタイプに分かれます。
■ シミの素であるメラニンの発生を予防する予防型タイプ
■ 出来てしまったメラニンを白くする漂白型タイプ
■ メラニン発生の原因となる活性酸素を減らす抗酸化型タイプ
シムホワイト377はこの中では予防型タイプの美白成分に区分されます。
シミの原因であるメラニンの生成を抑える美白成分です。
これまで、最もしみ予防効果があると言われていたコウジ酸に比べ、約20倍の抑制効果があります。
ちなみに、美白成分の中で最強といわれるハイドロキノンは漂白型です。
すでにできてしまったシミを消したい、これ以上シミを増やしたくない。
シミで悩む方には、こう思ってる方が多数だと思います。
ですから、シムホワイト377とハイドロキノンなど、シミを薄くするための美白成分をうまく併用して使用するとより効果的です。
シムホワイト377の注意点
刺激も少なく副作用もほとんどないということで、敏感肌の方も安心して使用できる成分です。
シムホワイト377は美白化粧品などに配合されていますが、単体でも化粧品の材料としても販売されています。
その配合率は約1%。
安全性が比較的高い成分ですが、成分が合う、合わないは人それぞれ。
使用量を確認、守ってお使いください。
事前にパッチテストなどでテストされるのをおすすめします。